自動車の内装材開発に徹していたサンダインが
なぜプロテクトシートを広い業界へ届けるようになったのか?
その経緯について代表をつとめる木村政信に話を聞きました。
自動車業界初の華飾シートをあらゆる製造工場の皆様へ。
私達「日本サンダイン株式会社」は粘着製品に特化し、とくに自動車用のドアトリムセンター布つまり華飾シートの製造において20数年の実績を築いてきた企業です。
従来のドアトリムセンター布は、布と接着剤それぞれを用いて貼り付けていました。それを当社独自開発によって、予め粘着剤付きの布地を完成させ、必要な形状にカッティングして納品しました。すると自動車製造工程において作業効率が一気に上がり、多くの自動車メーカー様に採用されるようになりました。
こうして独自開発の華飾シートで評価をいただき、毎回オーダーに応じた形状で納品するうちに、お客様から「1メートル角でそのまま下さい」と求められることがありました。「何に使うのですか?」と伺うと、工場でよく傷がつく場所に貼っておくとのこと。「なるほど、私達の華飾シートは保護材しても使えるのだ」とお客様から教えて頂きました。そしてこの出来事が『プロテクトシート』誕生のきっかけになりました。
品質・機能確かな『プロテクトシート』で
日本の品質管理をさらに世界最高峰に。
自動車製造業界は大変厳しく、あらゆる部品に高い機能性と環境対応型の水準を求められました。日本サンダインは、その要望に応えるべく、布の品質と粘着剤の成分について、つねに技術向上に取り組んで参りました。その成果として、布については耐久性・摩耗性・耐熱性において高規格をクリア。また粘着剤も水性粘着の技術開発に成功し、VOC(揮発性物質)低減にも対応。『プロテクトシート』はこうした高規格をクリアし自信をもっておすすめできる製品です。
さまざま業界の工場において品質や安全をマネジメントされる方は、国際品質ISOを維持または向上していくために、継続的な工夫や改善を行っておられます。
私達は『プロテクトシート』を通じて、そのような日本品質を守る皆様のお役に立ちたい。とてもニッチな備品にすぎませんが、できるだけ多くの工場や運搬工程において活用していただき、今後さらに世界中が注目する日本品質の一端になりたいと考えております。